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2016-02-08(Mon)

中国地方の旅・兵庫県: 播州赤穂 「大石神社と忠臣蔵」




 中国地方の旅・兵庫県: 播州赤穂 「大石神社と忠臣蔵」  ,




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http://www16.plala.or.jp/yasu310/akou/CIMG3568.jpg



赤穂城の傍らに、四十七士の像が整然と並ぶ「大石神社」





旅の記録;「日本一周」へリンクします

「忠臣蔵」という言い方は、史学・学術的な用語としては使用を避ける傾向にあるという・・、

坂出・児島ルートの瀬戸大橋から一旦、中国道より兵庫へ向かった。 其れは、四国へ渡るための明石から向かっていたので、未通部分がありそして憧れの姫路城を散見するためでもあった。

中国道の赤穂ICを下りて旧赤穂城を目指す、ご存知、「忠臣蔵」の赤穂城である。 ・Cから凡そ3km、海岸近くに赤穂城址があった。
その石垣跡は風雨に晒されながらも、昔の面影をしっかりと残している。そこに、丸みを帯びた石碑に「赤穂城址」とあり、すぐ横に説明用の看板があがっている。 

看板には『 赤穂城は生保2年(1645年)、浅野長矩の祖父・長直が常陸国・笠間から入府し、近藤三郎三衛門正純に築城設計を命じ、実に13年の歳月を費やし、寛文元年(1661年)完成したものである。 城郭の縄張りは・・、 昭和46年3月、赤穂城址は国の史跡に指定され、本丸等の整備が進められている 』とあり、城郭境内略図が記されている。 図によると、ここは「塩屋門」にあたるところのようだ。

奥の敷地には当時の赤穂藩士の屋敷跡になっていて、「片岡 源五右衛門」、「間瀬 久太夫」、「磯貝 十郎左衛門」、「大石 瀬左衛門」等、御馴染みの赤穂浪士の屋敷が点在する。更に奥の方に「大石神社」が在った、参道両側には大石良雄(内蔵助)を筆頭に四十七義士像が整然と並んでいる。 

城郭跡周辺には本丸表門、三之丸への大手門、三之丸に連なる二重の隅櫓等、整然と復元されている。
赤穂城周辺では、現在でも発掘調査が行われているという。
そして赤穂城(城址および復元城)は2006年には、財団法人日本城郭協会の選定する日本100名城に選ばれている。

この本丸表門から1701年(元禄14年)、家老・大石内蔵助を先頭に浅野家家臣団の一行が、播州赤穂・浅野家五万三千石の城を無血開城にて退出していったのである。 幕藩体制が安定しつつある元禄の世、突如として起こった大石内蔵助以下、赤穂浪士四十七士による主君の仇討ちは、ここから始まるのである。


  
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2016-02-06(Sat)

中国地方の旅・兵庫県: 山陽道 「瀬戸大橋」






  中国地方の旅・兵庫県: 山陽道 「瀬戸大橋」 

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http://pds.exblog.jp/pds/1/200804/28/22/e0147022_17582742.jpg


http://livedoor.blogimg.jp/horiemon3_/imgs/4/1/4180c8ff.jpg
瀬戸大橋、下は鉄道、上が道路






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四国と別れて、瀬戸大橋から中国・山陽道へ到る。
高松自動車道の善通寺I・Cから坂出JCTを経て、瀬戸内三橋の中央、瀬戸大橋を行く。所謂、「児島・坂出ルート」である。
迫力のある巨大大橋は、ある種の人工美を誇り、余りの圧倒的美観に車を路上で止めてカメラに収める。
首都圏ならともかく、地方ではさすがに車の量は少ないからチョッとの駐車は安心である。 

途中、与島PAで景観を楽しむ、そしてランプ橋といわれるループ状の道を下りる。 与島PAは海面近くであり、瀬戸中央自動車道(いわゆる瀬戸大橋)の橋自体が航路上を跨ぐため、水面からの高さが非常に高い。
このため、島との高低差が大きいため、ループ橋で高度を稼いでいるのである。
この辺りの海域は瀬戸内航路の主要部になっていて、時折、大型船も航行しているようである。 
倉敷方面の岩黒島、櫃石島に架かる「斜張橋」といわれる富士山形をした橋形が並ぶ。これまた美観である・・!!。 

この坂出、倉敷を結ぶ瀬戸大橋は、六つの長大大橋が三種類の橋形で架かっている。 
斜張橋の他に、長い距離に適している「吊橋」が南備讃瀬戸大橋、北備讃瀬戸大橋、下津井瀬戸大橋、三角形を組み合わせて安定した形の「トラス橋」の与島橋である。
いずれも世界最大級の橋梁が連なる姿は壮観である。因みに、下津井瀬戸大橋が、香川県坂出市と岡山県倉敷市との県界に当たる。

時折、ゴーという走行音が聞こえるのは鉄道電車の音であろう。 
そう、この橋は道路と鉄道の併用橋で、上部が自動車道(瀬戸中央自動車道)、下部が鉄道(瀬戸大橋線)になっている。
鉄道で四国へ渡る場合は、岡山駅から南に進み茶屋町、児島を通って瀬戸大橋を通り、宇多津(うたづ)に至る路線である。
宇多津~高松の予讃線を合わせて瀬戸大橋線と呼んでいる。

瀬戸大橋線を走る特急は岡山発松山・宇和島行き特急「しおかぜ」、高知・中村・宿毛行き特急「南風」、特急「南風」に併結されて運行される徳島行き特急「うずしお」、そして東京発高松行きの寝台電車特急の「サンライズ瀬戸」などが走る。
サンライズ瀬戸は、現在東京発22:00⇒高松到着07:26・乗車時間9時間26分・乗車券14,670円(普通乗車券11,010円, 特急券3,660円)・走行距離804.7kmである。(2005年 現在) 
瀬戸大橋は、道路鉄道併用橋としては世界一の規模を誇るそうだ。

橋の構成から岡山・鷲羽山トンネルは、世界初の二階建で四つ目のトンネルになってる。
上の二つは車、下の二つは鉄道専用になっている。 
6つの橋と4つの高架橋の総延長12.3kmで、鉄道併用橋では世界最長だという。 総工費・1兆1,200億円で、工事の期間は9年半、1978年(昭和53年)10月10日に着工して1988年4月10日に開通している。 
強度は、秒速66mの風(家が倒れたり、ビルが崩れる)が吹いても大丈夫な様に設計されているそうで、また100年に一度起こるかも知れない様な大地震(マグニチュード8)が、土佐沖 100kmの場所で起きても大丈夫な様に造られているという。
瀬戸内の島々も合わせて雄大な眺めを堪能し、尚かつ、人間の底知れない科学の力に驚嘆しつつ、出発することにする。  この四国を離れ、岡山・倉敷のJCTより逆戻りする感じで山陽高速道を行く。

  
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2015-09-01(Tue)

近畿地方・神戸淡路; 「大鳴門橋・Ⅲ」





  近畿地方・神戸淡路; 「大鳴門橋・Ⅲ」    ,









橋の下層は新幹線が敷設可能な構造となっている  (Wik)




大鳴門橋は、本州四国連絡橋の神戸~鳴門ルートに属し、渦潮で有名な鳴門海峡の大毛島、孫崎と淡路島門崎を結び、昭和51年7月に着工、工事費約1千億円で建設でされた。
1985年6月に開通して以来、本年(2005年)で20年の節目を迎える。
橋長は1,629m、中央径間は876m、幅は25m、主塔の高さは144.3m、海面より45m、マグニチュード8の地震、風速83mに耐え得る構造になっているという。 橋は上下2層式となっており、上部は片側2車線の道路、下部は将来的に鉄道 (四国新幹線)を通すことが出来る構造となっている。

しかし、本州よりの明石海峡大橋が道路単独橋で建設されたため、神戸からの鉄道が大鳴門橋に通じる可能性は無くなってしまったともいう。 尚、紀淡海峡に鉄道を通し、和歌山から鳴門に至る鉄道について、大鳴門橋を活用しようとする模索は続けられているというが、果たしてどうなることか。 

四国側の橋端は大毛島といって、一見四国本土のように見えるが、小鳴門海峡という細い海峡を挟んで、その名のとおり島である。
この島には、ほぼ中心に大鳴門橋・高速道の鳴門北I・Cがあり、又、県道11号が最北端の観潮船乗り場、記念館や鳴門公園等を経て孫崎の岬に至っている。 
小鳴門海峡には、本島へ到るのに「小鳴門橋」という赤い瀟洒な橋が架けられている。


門崎の観潮台を後にして、四国側へ渡るために一旦、淡路島南I・Cまで戻る。
因みに、淡路島は本州最大の島は衆知のとおりで、暫くは洲本市・津名郡・三原郡の1市10町体制が続いていたが、平成の大合併に伴って、2005年1月には三原郡4町が「南あわじ市」に、2005年4月1日には津名郡五色町を除く津名郡5町(淡路町・北淡町・東浦町・一宮町・津名町)が「淡路」となった。残る五色町は2006年2月11日に洲本市と合併し、新たに「洲本市」となる予定である。 したがって淡路島は北部、中央、南部の三市の行政区域になることが決まっている。

次回は、いよいよ四国で、阿波の鳴門と四国霊場「霊山寺」






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2015-09-01(Tue)

近畿地方・淡路鳴門; 「大鳴門橋・Ⅱ」  






  近畿地方・淡路鳴門; 「大鳴門橋・Ⅱ」    ,









橋脚は、渦潮への影響を最小限に抑えるためにユニークな多柱基礎構造を採用した(Wik)




鳴門海峡の淡路の最先端である門崎岬へ向かった見た。
先端は「道の駅・うずしお」があり、ここは既に「大鳴門橋」が頭上に架かっている。
車を置いて徒歩2~3分のとことろに観潮台があり、又、巨大な大鳴門橋の下部ゾーンが見渡せる。 小粒な人間が、これだけ巨大なものを造りだせるものなんだと承知はしていても現物を間近に見せられると、やはり感嘆し圧倒される。 渦潮は、小生どの程度の規模か判断がつかないが、左方に小島(飛島)があり、その付近が帯状に白く泡立っているのが確認できる。
多分、渦潮なのだろう、本日の潮目は何日頃なのかのか不明であるが・・?
渦潮の発生要因としては、勿論、大海の海水が瀬戸内海へ流入、流出する際、淡路島という障壁の隙間をぬって、北側からは明石海峡、南側がここ鳴門海峡の狭窄の地を直接流れこみ、渦を巻きながら激しく流動する時に起こる。

それは、鳴門海峡は中央部がぐんと深く約100mほどあり、この部分は潮流は抵抗なく早く流れる、この流れを本流と呼ぶ。 
一方、本流の両岸は浅瀬になっているため、抵抗があって流れは緩やかである。 
渦潮は、この本流と両岸の緩やかな流れの境目付近で、本流の速い流れに巻き込まれるような形で発生するという。  
大きなものになると直径20メートルにも達し、渦が巻いている時間は数秒から数十秒、渦が出来ては消え、消えては新たな渦が発生し、そして消え、また発生する。上記のようなメカニズムにより、鳴門の渦潮は潮の干満によって発生し、大潮の新月の頃及び満月の頃に最大規模になる。



次回、 大鳴門橋・Ⅲ  ,





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2015-09-01(Tue)

近畿地方・神戸淡路; 「大鳴門橋」





 近畿地方・神戸淡路; 「大鳴門橋」    ,





建設中の大鳴門橋









瀬戸内海の最大の「瀬戸」、鳴門の渦潮と大橋


洲本城址から海岸線をそのまま直進して「由良」方面へ向かったが、マリーナあたりで、沿岸を行く県道は工事区間も多く道路事情が良くないとの情報を得たので、やむなく引き返すことにした。
由良」は、淡路国が徳島藩主・蜂須賀氏の領地となり、家老の稲田氏一族が由良城代として居城していた。
古来、友が島を挟んで紀州・和歌山には至近で、浪速・大阪や紀州とも海運が盛んであった、それは南北に細長く横たわる「成ヶ島」を正面にした由良は、昔から天然の良港であったのである。 
しかし、由良の地は背後は険しい山が控えていて発展性の乏しい城下でもあった。 1631年、稲田氏は 由良の地幅が狭く城下の経営には適さないとして、城下町ごと洲本に移転することになる、所謂、「由良引け」が行われた。以後は洲本が淡路の中心となっている。


戻って、国道28の内陸を行く 、
淡路国道とも言われ中央部は松の緑の美しいところであり、その名の如くこの辺りを緑町と称している・・?。 そして、淡路島の南端の「福良」の港へ出た。
鳴門海峡を臨む「福良」は、古くから福良港として明石の瀬戸に始まり、阿波に至る阿波路の要衝として知られる。 
往時より阿波への渡り口として「福良の渡」と呼ばれ、豪快な渦潮を眺めながらの渡海であった。近年の大正期の頃からは汽船航路、更に車社会の陸上交通の発展に伴い、四国へのフェリー航路も相次いで開設された。だが、昭和60年の大鳴門橋開通に伴い、ついに渡津としての役割を終えた。

波止場の正面にはかなりモダンな半円状の建物が在る、そこに鳴門海峡クルージング咸臨丸が停泊している。 
又、建物をくぐって海辺に出ると、次に見えたのは堂々とした白の帆船・「日本丸」で、両船は福良の港にレプリカ船として渦潮観光に活躍しているようである。

咸臨丸は、1856年オランダで建造され、1860年に勝海舟等によって日本人ではじめて太平洋横断しアメリカへ渡った蒸気帆船である、その勇姿をいまに復元したものという。 
又、日本丸は昭和5年(1930)文部省航海練習船として神戸の川崎造船所において進水した。 地球を約45周半(延べ183万KM)航海し、昭和59年まで「太平洋の白鳥」、「海の貴婦人」と呼ばれながら訓練航海に従事し、日本丸がその間に育てた実習生の数は11,500名にもおよぶという。

現役を退いた日本丸は10を越す湾岸都市からの熱いラブコールを受けたが、第2の人生を横浜で過ごすことになり、現在、帆船日本丸は、MM21(横浜ミナトミライ21)の「日本丸メモリアルパーク」にて一般公開されている。


次回・淡路 大鳴門橋





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